未病とは、既病の対語で「未だ病にあらざる」の意味です。従って、既に病気である既病とは厳格に区別がされます。確かに、健康と病気の間は厳格に区別できるわけではなく一つの健康から病気へと繋がった関係でしょう。しかし、未病を「未だ病にない状態と理解し、ただ、「未だ」ですから病気が直ぐそばにあると考えられます。
その病気ではないが病気に近い状態のうちに健康管理をし未病から脱することを治未病または未病治と言います。
我が国の国民医療費は莫大に増大して高齢社会を迎えてますます医療費の増加が懸念されます。
そこで、未病の普及こそが医療費の削減につながり且つ国民の健康寿命の延長につながると考えます。
しかし、未病概念を間違って解釈して既に発症している状態を未病と定義しては未病概念の存在する意味が失われてしまいます。
心身の、検査値が異常であれば自覚症状に関係なく未病でなく(病気)既病なのです。また、自覚症状が有れば、検査値に異常値が出なくても既病であると考えます。検査が完ぺきではなく検査不足または検査の過ちもあるからです。患者が自覚症状があることは嘘を言っていあに限り病気で原因や病名が不明なだけではないでしょうか。
私たちは、正しい未病概念を普及し、国民の健康寿命を延し、医療費の削減にもつなげたい日本未病医学協会を設立いたしました。
日本未病医学系学会連合加盟
Japan Mibyou Medical Association
J-MMA 日本未病医学協会
〒252-0318 神奈川県相模原市南区上鶴間本町2-11-17 日本未病医学系学会連合内
日本未病医学系学会連合の事業
1.未病医学に関する研究団体の交流情報交換
2.未病医学に関する研究集会の開催
3.未病医学に関する知識の教育及び普及
4.未病医学、保健医療等に関する研究
5.未病医学に関する資格の認証
6.市民公開セミナーの開催
7.未病医学に関する学術団体との研究協力
8.未病医学、保健医療等に関する意見の表明及び陳情
9.未病医学、保健医療等に関する国際フォーラムの開催
10. 未病関係学会等に対する支援
11. 前各号に付帯関連する一切の事業